イタリア語”suonato”って使ったことある?

イタリア語で映画を観る

こんにちは。同じ映画ばかり繰り返して観るのが好きなAsacoです。

ここ最近は再びOcean’s 11-13ばかり。

音声も字幕もイタリア語で何度も同じ映画を飽きるほど観てしまいます。
当然、飽きるとその映画をしばらく観ない期間ができてしまうのですが。

で、また久しぶりにその映画を観る。

そうすると、意外と以前より聞き取れて意味も理解できるようになってる!ってことってがあるんですよね。(*あくまでも個人的な方法と感想です。)

suonatoの存在に気づく

突然ですが、イタリア語勉強している方や普段の生活でイタリア語を使用している方って、動詞suonareの過去分詞形容詞suonatoって、すぐに意味分かりましたか?わたしは、動詞suonareから推測して「よく知られた、名の通った」のような感じで勝手に解釈して意味を捉えていることに気づきました。

既にけっこうな回数を観ているはずのOcean’s Elevenの中での会話で、適当に聞いて適当に理解してるフリして会話の辻褄あってないし!という場面があったので、今回自分の備忘録としてここに書いて残すことにしました。

映画の中で、ラスベガスのカジノから大金を奪う計画を実行するには巨額な資金が必要なため、(画像右のジョージ・クルーニー演じる)ダニエル・オーシャンと(画像左のブラッド・ピット演じる)ラスティが(画像中央のエリオット・グールド演じる)ラスベガスでカジノを経営する資産家ルーベンにスポンサーになってもらうために自宅を訪ねるシーンがあります。

計画を聞いたルーベンがダニエル・オーシャンとラスティに「(計画を実行するとなると)お前たちも相当頭いっちゃってないと」と言う場面でsuonatoがでてきました。

映画”Ocean’s Eleven”より

“Dovete pure essere molto suonati.”

ルーベンのこのセリフ、この場合のsuonatoって何?わたしが勝手に思っていた意味だとしっくりこないし。。。

suonatoを辞書で調べる

まず、suonatoを伊和辞典で調べてみると、該当する単語なし。

動詞suonareで調べてみると。

他動詞
①(楽器を)奏でる、弾く、(ベル、鐘などを)鳴らす
②(曲を)演奏する、音楽を演奏する
③(音によって)知らせる、告げる、(比喩的に)言い表す、意味する
④(親)率直に言う
⑤(親)こっぴどくたたく、なぐりつける


自動詞
①鳴る、響く、音がする
②響く
③(名声が)鳴り響く、有名である

伊和中辞典(第2版)suonareより一部抜粋

なら、わたしが当初勝手に想像していた意味「よく知られた、名の通った」でいいのかな?
でも、それだと映画の中のセリフとしては合わないし。

イタリア語でググる

イタリア語でsuonatoとググってみると形容詞としてありました。suonareの過去分詞形容詞で大きく2つに分けて意味があるようです。

*以下は、いくつかググった内容の一部です。

  1. già trascorso, riferito a ore e ad anni di età(既に過ぎた・到達した・関連のあった時間や年月や年齢):
    sono le otto suonate(8時過ぎ),avere sessant’anni suonati(60歳過ぎ)
    = compiuto, passato(到達した、過ぎた)
  2. a. privo delle normali capacità mentali(精神的に通常の能力が欠けている):
    sei proprio suonato!(おかしいんじゃないの!)
    = matto, picchiato, rimbecillito, rincitrullito, rincoglionito, rincretinito, rintontito, rintronato, svitato, tocco, tonto
    b. di pugile, non più in grado di combattere per i troppi colpi ricevuti(ボクサーが打撃を受け過ぎて戦えない状態)
    = groggy(グロッキー)

日本語だと「いっちゃってる、いっちゃった」になるのでしょうか。

  1. 8時はいっちゃってるでしょ(8時は過ぎてるでしょ)、あの人、60歳はいっちゃってるよね
  2. a. ちょっと(頭)いっちゃってるよね!
    b. (ボクシングの試合で選手がグロッキー状態なのを見て)あー、いっちゃったね

と、個人的にはこんな感じのニュアンスなのかなぁと。

異なる言語でも同じような使い方?

“suonato”と「いっちゃってる」が同じような使われ方しているらしい、違う言語なのにこういうとこ似てるのね、なんて思って。こういう発見みたいなことがあると、勝手に共通なこと見つけた!みたいなノリで嬉しいのです。ひとりで「おーっ!そうだったのかー!」とか発して。

わたしも結構(頭)いっちゃってますね。
sono suonata anch’io.

この単語、わたしの理解が間違っている、もしくはもっと他の捉え方もある、こんな使い方もある、などなどご意見ありましたら是非教えてください。

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