車イスで落ち葉を踏んでは、「シャカシャカ」といった秋の音を楽しんでいるAsacoです。
先日、友だちに誘われてピエモンテ州の小さな村Calosso(カロッソ)のFiera del Rapulé (フィエラ・デル・ラプレ)へ行ってきた。
![小高い丘の村の様子を手書きの絵で描写してあるパンフレット](https://asacosstyle.com/wp-content/uploads/2018/10/volantino-evento.jpg)
小高い丘の上にある葡萄畑に囲まれた小さな村Calosso。このイベントではワインはもちろん秋の味覚を堪能しつつ村の中を散策できるおまつり。
Rapulé(ラプレ)って何?と調べてみたら、ピエモンテ地方の言葉で葡萄の房を意味するrapul(ラプル)に由来した葡萄の収穫とのことだった。
![村のどこで何を食べ飲めるかのイベントマップ](https://asacosstyle.com/wp-content/uploads/2018/10/volantino-map.jpg)
このイベントでは、村から少し離れたところへ駐車し送迎バスを利用し村へ入るところ、障害者用駐車パスを提示し車イスだということを伝えたところ、会場入り口に車を駐車させてくれた。
イベント独自通貨クロティンへ両替。会場内の飲食は両替したクロティンで購入する。為替は1ユーロ1クロティン。まずは、3クロティンでワイングラス(プラスティック)と首からぶら下げるワイングラス入れを購入。
![右手にワイングラス、左手にイベントマップ、秋の味覚堪能の準備万端の様子のAsaco](https://asacosstyle.com/wp-content/uploads/2018/10/sono-pronta.jpg)
会場マップを頼りにワインと食べ物を仕入れに。
撮った写真を頼りにほんの少し紹介。
まず焼き栗から。今年初物だった。東を向いて笑ったよ!
![紙袋に入った焼き立ての焼き栗](https://asacosstyle.com/wp-content/uploads/2018/10/caldarroste.jpg)
目の前で焼いていた焼き立てホクホクを青空の下で食べる。美味しいにきまってる!例年すぐに売り切れてしまうとのこと。
![庭で一斗缶を回しながら栗を焼いている様子](https://asacosstyle.com/wp-content/uploads/2018/10/caldarroste2.jpg)
次は、生肉!今までイタリアで食べた生肉で1番美味しかった!ピエモンテ州はお肉も美味しくて有名なだけあるわ!
![お皿に生肉とレモン、パンのスライスがのった写真](https://asacosstyle.com/wp-content/uploads/2018/10/insalata-carne-cruda.jpg)
他にもパスタ、揚げパン、トリュフ、デザートなどなど。
ワインは、最初はグラスで購入したが、人数もいたためボトル1本をみんなで分ける方法へ切り替えた。そうすれば何種類も味見できるしね!
![みんなのグラスが中央に集まり乾杯している写真。](https://asacosstyle.com/wp-content/uploads/2018/10/cin-cin.jpg)
午前11時半ごろから午後5時半ごろまでノンストップで食べ飲み続けた。
小高い丘の上にあるCalosso(カロッソ)は、坂道ばかり。頂上のお城があるところまでひたすら上り坂。ところどころは石畳や階段。わたし一人だったら会場内は回れなかった。
みんなが頂上まで運んでくれた。石畳や砂利道プラス坂道って車イスにとっては最悪な道なのである。
時間を追うごとにわたしのお腹はワインと美味しいおつまみで膨れ上がっていたので、かなり重かったに違いない。
みんな本当にありがとう!
![](https://asacosstyle.com/wp-content/uploads/2018/10/salita.jpg)
移動途中、広場ではライブで音楽が流れていて、友だちがノリノリで踊り始めた姿があまりにも楽しかったのでわたしも途中から参加しはじめたら、近くにいたイタリア人男性が誘導してくれたので一緒に踊ってみた!
![その場にいたイタリア人男性と一緒に踊っている写真](https://asacosstyle.com/wp-content/uploads/2018/10/ballo.jpg)
飲んで、食べて、笑って、踊って。前日は遠足前の子ども同様ワクワクして眠れず睡眠不足。
当然、結果はこんな感じ。笑
![外で壁によりかかりお昼寝中の写真](https://asacosstyle.com/wp-content/uploads/2018/10/pisolino.jpg)
秋晴れの休日を満喫したAsacoである。
帰り際に見たピエモンテの夕日はいつもより優しくわたしを包んでくれた。
![左上に夕日、夕日の下にはピエモンテの葡萄畑が広がる丘。手前は写真を撮った場所の道路が写っている。](https://asacosstyle.com/wp-content/uploads/2018/10/tramonto.jpg)
最後まで読んでくれてありがとうございます。